令和7年子ども支援チャリティー展
能登の子どもたちへお年玉を

地震の多い国とはいえ、昨年元旦に発生したマグニチュード6を超える規模の地震、さらに9月の記録的な豪雨は、今も被災地に多くの困難をもたらしています。

懸命に再建を図っているおとな達の中で、子ども達はどう過ごしているのでしょう。
昨年弊廊、アトリエアッシュカで開催しました「令和6年能登半島地震被災地復旧・復興チャリティー展NOTO AGAIN」に引き続き、この度の支援は子どもたちへと考えました。
前回、賛同して下さった作家さんドローイングの浅川洋さん、ドライポイントの菊島澄子さん、コラージュの菊島ちひろさん、陶器の坂本泉さんにはこの度もこころよく協力いただきました。ありがとうございました。

また、新たに写真の福田昌湜さん、サイトウヨシオさん、メゾチントの森本恵一郎さん、アクリル・パステル画の郁さん、ジュエリーのyuki katsuraharaさん、編み物のAKIKO YAMAMOTOさんにご賛同いただきました。
合計10名の作家さんの魅力溢れる作品により開催することが出来ました。
ありがとうございました。

「作品を購入するすることは出来ないが、せめて気持ちだけでも」と申し出てくださる方や、「私にも声をかけて欲しかった」と言う作家さんの言葉にありがたく感謝し、とても励みになりました。
「能登は忘れられていない」と感じる瞬間でした。

作品の売り上げ金の一部及びご来廊者の募金を含む98,600円を「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付させていただきましたことをご報告申し上げます。

被災された子どもたちやその家族、復興に尽力されている方々が、1日も早く穏やかな日々を取り戻せますよう心よりお祈り申し上げます。

アトリエアッシュカ 塚原

セーブ・ザ・チルドレン子供基金・受領証

ABOUT

アトリエ アッシュカについて

「未だ見ぬ路地を夢見て」

生まれ育った路地に建つ実家をリノーべーションして「アトリエ アッシュカ」を開設しました。子供の頃、見ていたのは飲食店が軒を連ね、多くの人が行き交う路地の風景でした。この路地風景は私にとって、様々な記憶や出会いが包み守られている懐かしい心の故郷(ふるさと)です。

そんな愛着を込めてアトリエ名は、共に過ごした私と妹たちの頭文字「hk」をフランス語読みして「アッシュカ」としました。 アトリエの出発はいまだ手探りですが、「とにかく始めてみよう」と地元で親しくさせていただいている美術家の方のアートを手始めに、地場産業でもあるジュエリーに携わる方々の発表など、気軽にアートやクラフトなどを楽しんでいただき、新たな交流が生まれる空間を目指して展覧会を重ねています。

このアトリエ活動の原動力となっているのは、ここにもう一度多くの人が行き来する新しい路地空間を誕生させたいという気持ちです。路地で新しい店舗を作って頑張っている方々の若々しい姿を見て、微力ではありますがこのアトリエも新しい展開につながるきっかけとなればと考えました。

まだまだ未熟なアトリエですが、どうかお気軽にお立ち寄りいただき、街中に佇む空間で静かなひとときをお過ごしください。

Kaoru.T

アトリエ アッシュカ 代表

塚原 かほる

Kaoru Tsukahara